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News- 高知のニュース

そのまま食べられる甘い《フルーツキンカン》収穫始まる【高知・香南市】

こちらのフルーツ「キンカン」ですが、渋いイメージがありますよね。香南市ではそのまま食べられる甘~いキンカンが旬を迎えています。

まるまると実った鮮やかなオレンジ色のフルーツキンカン。JA高知県の香美地区管内のハウスで1月10日からフルーツキンカンの収穫が始まりました。

三木優花アナウンサー:
「きれいに色づいたフルーツキンカン。500円玉ぐらい大きいです。いただきます。甘い。すごいみずみずしくて甘さが凝縮されています」

糖度は柑橘類の中で最も高いとされ、今年の平均はシャインマスカットと同じくらいの18度、最も甘いものでは20度に達します。なので、皮ごとそのままパクっと食べられます。大きいもので横幅がおよそ3センチあり食べ応えがあります。

JA高知県金柑研究会・山崎淳代表:
Qこだわりは?「温度管理と水の管理を自分らで管理しているところです。(特徴は)生で食べられるっていうのを一番自分らが強く思っていることなので、糖度が高くて食べやすいキンカンを目指して作っています」

この地区では8人の生産者が栽培していて、今年は例年並みのおよそ7トンの収穫を見込んでいます。去年秋の冷え込みが足りず、色づきが遅れ、収獲開始が例年より10日ほど遅くなりましたが、出来は上々で甘さたっぷりに仕上がりました。

JA高知県金柑研究会・山崎淳代表:
「まだ(甘さを)知らないっていう人もたくさんいると思うので、みなさんにぜひ一回は生で食べてほしい」

フルーツキンカンは3月中旬まで収獲される予定です。県内の量販店などで1パック700から800円程度で販売されます。

露地のキンカンは甘露煮にすることが多いですが、この地区のフルーツキンカンは皮ごとそのまま食べるのが一番おすすめだそうです。