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News- 高知のニュース

ドラフト指名の高知FD若松尚輝投手&嶋村麟士朗選手に独占インタビュー。

先週のプロ野球ドラフト会議で高知ファイティングドッグスから2人の選手が指名を受けました。さんさんテレビは独占インタビュー。川村アナウンサーが選手の素顔に迫りました。

さんさんテレビを訪れたのは高知ファイティングドッグスに所属し、今年のドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから4位指名を受けた若松尚輝投手。そして阪神タイガースから育成2位指名を受けた嶋村麟士朗選手です。ドラフト会議直後から周りからは祝福の声が相次いでいるそうです。

若松尚輝投手:
「小中高校の友達とかがおめでとうって言ってくれて、大学の友達もおめでとうって言ってくれて本当にありがたいです。あとはいつも良くしてもらってるファンの人にごはん連れて行ってもらったりとかですね」

嶋村麟士朗選手:
「みんなのおめでとうメッセージとかそういうの見たら、すごいことしたんだなっていう感じでしたね」

川村アナウンサー:Qインスタグラムの反応が私すごく印象に残ってて。

嶋村麟士朗選手:
「毎日(通知が)鳴りやまないんで。計算したんですけど600人くらい(フォロワーが)増えました。阪神すげーと思って」

高知市出身の嶋村選手は今年は主にキャッチャーとして試合に出場。打撃も優れていて今年の四国アイランドリーグベストナインの指名打者部門に選ばれました。

北海道出身の若松投手は最速152キロの速球とキレのあるフォークボールを武器に今年はチーム最多の6勝を記録。

29日若松投手のもとにはDeNAの関係者が指名挨拶に訪れました。終始緊張した表情の若松投手。DeNAのスカウトはプレー以外にも若松投手の真面目な性格が評価のポイントだったと話していました。

若松尚輝投手:
「性格面というか、内のところも評価してもらったんで。マウンドを降りてからの準備だったりとか、ベンチで周りを応援する姿とかっていうのを評価していただきました」

それを聞いた嶋村選手。「普段はおとなしい」と言われる若松投手には意外な一面もあるようで…

嶋村麟士朗選手:
「内面ほめてもらったって言ったやないですか。え!と思ったんですけどね。僕が『やれんのか』って(試合前に)ふざけて聞いたら、『やるしかねえだろ!』みたいなことをやるんで、ノリいいです。ノリはいいんで」

一方、嶋村選手は高知商業高校の先輩でもある藤川球児新監督が指揮する阪神タイガースに入団します。

川村アナ:「阪神タイガース決まったとき、どうでした?実際」
嶋村麟士朗選手:
「えー、ホッとしましたね。阪神縁あったり、高知県にファンめっちゃ多いんで行きたいなっていうのはあったんですけど。藤川球児さんも新監督でうれしいです」

嶋村選手の家族は高知市に住んでいて試合の度に球場へ出向き一丸となって応援してくれたそうです。そんな嶋村選手のお父さんからこんなお願い事がー

川村アナウンサー:
「キャッチャーでお金がかかったと言っていて、早くそのお金を回収したいと言っていました」

嶋村麟士朗選手:
「分かりました。なんかお母さんが車買ってって言ってたんで。車買おうかなって。頑張って稼いで」

ここからは2人の素顔に迫ります!○×形式で質問に答えてもらいました。お互いの弱点を知っているか聞いてみるとー

嶋村麟士朗選手:「恥ずかしいだろうなっていうエピソードは一個。じゃあ僕」(マル出す)
川村アナウンサー:「嶋村選手からマルがあがりました」
若松尚輝投手:「変なこと言うなよお前」
嶋村麟士朗選手:「こいつ死ぬほどおなか出てます」
川村アナウンサー:「よくアスリートの“六つに割れてる”ではないですよね。おなか見てどんな感じに思うんですか?」
嶋村麟士朗選手:「でか!みたいな。太!みたいな」
若松尚輝投手:「たまに走っててあー重いなっていうことはあります」

若松投手もマルを出しました。嶋村選手の弱点とは?

若松尚輝投手:「無邪気な性格が。心配なのはこの感じでプロ入って、僕みたいな人だったらいいんですけど、めっちゃ上の人とかにこの感じで行ってどやされないか心配です」

ちなみに若松投手はプロになって食べたいものがあるそうで…

若松尚輝投手:「お寿司食べたいですね」
川村アナウンサー:「お寿司ですね。それは回っているお寿司じゃないほうがいいですか?」
若松尚輝投手:「僕、回ってないお寿司行ったことないんで、行ってみたいです。今まで独立リーグで少ない給料の中で自炊して、ただ味とかよりもどれだけ安く済ませるかとかだけ考えて、自炊とかしてたんで」

来年から新たな挑戦が始まる二人。最後に目標を書いてもらいました。若松投手は「開幕一軍」。既に来シーズンの戦いを見据えていました。

若松尚輝投手:
「まずは自主トレとキャンプから始まると思うので、そこから本当にスタートから全力でアピールしていって、開幕を一軍で最高のスタートを切れるように頑張りたいです」

嶋村選手は「スーパースター」。この言葉に込めた思いとは。

嶋村麟士朗選手:
「誰からも応援される選手と、ここぞと言うときに打てる選手であったり、チームを支えるキャッチャーであったりとか、チームの中心選手であったりとか、球界の中心選手になれるように夢を大きく持ってます」

高知からプロの世界へ。ファイティングドッグスでの経験を糧に大舞台へ羽ばたきます。