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News- 高知のニュース

激アツ企画《まるで顔面サウナ》カツオのタタキ藁焼き体験&冷たいけどアツアツのスイーツも【高知】

「激アツ」をテーマしたシリーズ企画です。

きょう19日は高知から!カツオに「激アツ」な町、中土佐町でアッツアツ料理やアツい人々を取材しました。

田村優介アナウンサー:「熱い」

高知市から車でおよそ1時間。太平洋に面した中土佐町久礼はカツオの一本釣り漁が盛んな漁師町です。街の中心部にあるのが「久礼大正町市場」。明治時代から140年以上続く歴史ある市場です。

大阪から:
Qお目当ては
「カツオです。もちろんカツオです。むちゃくちゃおいしかったんですよ。5年前も買った時に。最高でした」

新鮮なカツオを求め県の内外から年間10万人以上が訪れる人気観光スポット。鮮魚のほか旬の野菜・果物などが並びます。

市場の中にある田中鮮魚店ではカツオのタタキづくりが体験できます。

田村アナウンサー:
「では初のわら焼き体験いきます。いけ~あ~~熱い!顔全体に熱風が…お~熱い熱い。結構、顔にまで熱さ…熱風が来てますね」
田中社長:「サウナ行く必要がない」
田村アナウンサー:「顔面サウナみたいな…」

こんがり焼き色が付いたら完成です。

田中鮮魚店のわら焼き体験
料金:1500円
予約:前日まで
※混雑時、お休み有
電話:0889ー52ー2729

田村アナウンサー:「自分も焼かれているような感覚ですね、暑い」
自分で焼いたタタキは定食にすることができます。素材の味を楽しむため塩で食べるのがおすすめです。

田村アナウンサー:「たまらん。わら焼き部分の香ばしさと生の部分のモチモチ食感両方楽しめて最高です」

田中鮮魚店の田中隆博社長は実は慶應ボーイ。大学卒業後は商社へ就職し、中国にある工場の責任者などを務めました。30歳の時に「地域おこし」への興味が湧き久礼にUターン。今は観光協会の代表理事も務めながら久礼をPRしています。

なかとさ観光協会・田中隆博代表理事:
「カツオと一緒に暮らしてきて自慢もカツオだし、収入とか生活の糧もカツオだし、1番おいしい舌を喜ばすのもカツオだし。日本一カツオを愛している漁師町であることは間違いないと思う。やっぱり自分たちのカツオすごく愛してるよね。たくさん取れる自慢とかじゃなくて、もうカツオ愛がすごくあふれている。」

続いては激アツ「グルメ」。久礼大正町市場の目の前にある「ど久礼もん」です。

「市場食堂 ど久礼もん」こちらの看板メニューが地元の食材をふんだんに使ったスープカレー。考案したのは店のオーナー、「あき」さんこと川島昭代司さん。「あき」さんはおよそ15年間、漁師をしていました。

企画・ど久礼もん企業組合・川島昭代司会長:「船でねカツオカレー作るがよ」
田村アナウンサー:「え、船の上で作るんですか!?」
川島昭代司会長:「肉がないから。カツオを入れてカツオのカレーをつくるがよ。それの今はやりのスープカレー版を作ろうとしてね、ホント1年ぐらいかかった。色々と試行錯誤を」

アクセントはガーリックパウダーやカイエンペッパーなどが入ったオリジナルのスパイス。久礼で揚がったカツオと旬の魚や野菜を使い煮込んでいきます。

スープカレー/1000円

田村アナウンサー:「湯気がすごいんですよね。いただきます。熱々ですけれども魚のだしも利いてますし、そのあとに辛さが広がるんですよね、ズワーっとね」

川島昭代司会長:「スパイスがね。本当に汗がばっと後から出るけどね大丈夫、この夏はがっちり乗り切れる」

店には番組の収録でスープカレーの本場・北海道が誇るあの大物芸能人も来店したことがー

川島昭代司会長:
「大泉洋さんが来てくれて、そのスタッフ連中がみんな一緒に食べてくれて、俺らが食べてきたまかないのスープカレーはこの味やって、太鼓判を押してくれた」

熱々のカレーを完食した後はソフトクリームでクールダウン。と思いきや…
「食べれば食べるほどだんだん辛くなってきましたよ」
「すごいショウガ利いてますね」
川島昭代司会長:「ピリリと来るろ?」

高知の特産・ショウガ味。冷たいけどだんだんアツアツになる不思議なスイーツです。

ソフトクリーム(ショウガ)
/350円
高知産

市場食堂 ど久礼もん
営業時間10時~14時 定休日 月~水

再び市場の中へ。

田村アナウンサー:「何を焼いているんですか?」
串焼きポン吉・工藤さん:
「今焼いているのはカツオのハランボって言ってカツオのトロの部位、マグロで言うと大トロですね。それを串にして焼いています」

ハランボとはカツオの腹の部分で1匹からわずか3%ほどしか取れない希少部位。

かつおのハランボ串 1本/200円)

大阪から(9歳):「おいしい。お肉食べてるみたい」

店主の工藤圭司さんは大阪からの移住者。実は工藤さん、久礼に来るまでカツオが苦手でした。

串焼きポン吉・工藤圭司店主:
「この街に来た時にタタキ食べたら、今まで食べたカツオのタタキと全く違くて。これ何!?っていうぐらいだったんで、もうそれが苦手が大好きに変わって、それで一気に振り切って来ちゃったって感じです」

久礼のカツオに感動し、移住を決意。7年前に店を開き、今はカツオで街を盛り上げる側になりました。

串焼きポン吉・工藤圭司店主:
「(久礼は)カツオ愛しか感じないですね。本当にすごいと思います、カツオに対する情熱は。葬式の時にはカツオを入れていただいたらありがたいと思います(笑)」

串焼きポン吉
10時~14時 不定休
(土日祝は営業)

日本一カツオへの「激アツ」な愛情あふれる漁師街・中土佐町・久礼。このアツ~い夏におすすめです。

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