【パリ五輪】桜井つぐみ「気持ちも上がっている」現地の父親に聞く《レスリング》まもなく初戦
2024年8月8日(木) PM5時40分 <8月21日 AM10時18分 更新>

パリ五輪レスリングは8日(日本時間)、世界ランキング1位の桜井つぐみ選手(22)=女子フリー57kg級・育英大助手=が初戦を迎えます。パリにいる父親の優史さんに現地時間8日午前9時、1回戦スタートの2時間前に話を聞きました。
ーーいまのお気持ちは?
いよいよで、楽しみ。
ーーつぐみ選手と朝は話されましたか?
直接はしてないんですけど、計量が無事に通ったことは連絡がありました。
ーーパリに着いてからのつぐみ選手のコンディションは?
いい感じで練習もしっかりできて、減量もないので、しっかり食事も取れて。選手村を散歩したりとかオリンピックを楽しむこともできている。
オリンピックということで、いろいろとサポート体制も他の世界選手権とかよりも充実している。いつも外国の食事が合わなくて体重が減ったりするんですけど、今回は食事面でのサポートも充実しているので不安もなくしっかり練習もできています。本当に良い状態で大会を迎えることができて良かったです。
パートナーで後輩の清岡もえに確認したら「しっかり力も出ているので大丈夫です」と。すごく気持ちもコンディションも上がっていると聞いていますので、あとはそれを試合でしっかり出せるかどうかだなと思います。
やっぱり1回戦が一番心配なところなんですけど、しっかり落ち着いて自分のレスリングをすれば問題ないと思う。組み合わせ的には悪くないんじゃないかなと思います。
ーーレスリングでは波乱も起きています
ちょっとそこは私も心配になって本人に話をした。つぐみには「ちゃんと自分でポイントを取っていくレスリングをすれば大丈夫。いつも通りいけば問題ない」と話しました。
つぐみもその辺りはわかっていた。過剰に「オリンピックだから」という風に捉える必要は全くないので、いつも通りやろうとしてる。練習してきたレスリングを出せば問題ないという確認をしたような感じです。
オリンピックはどの選手も本当に対策もねって、国の威信をかけて準備して本気で戦ってくるので、そういうところを負けないようにしっかり粘り強く戦ってくれたらなと思います。
なかなか簡単に勝てないとは思うんですけど、それでもコツコツと粘り強く1点1点を積み重ね
るレスリングをすれば大丈夫だと思うので、そこは普段通りできるかなというところです。