サメと一緒に泳ぎ、夜の水族館できもだめし。むろと廃校水族館お泊り体験大人気!
2024年8月7日(水) PM7時56分
高知県室戸市では小学生たちがちょっと変わった場所でのお泊りを体験。ワクワク、ドキドキの夏休みを取材しました。
闇に浮かぶ魚の影ー。子どもたちが寝ているのはなんと、水族館の中です。1泊2日のこのイベントは海の生き物に親しみながら夏の思い出を作ってもらおうと、国立室戸青少年自然の家が2021年から実施しています。
今回は30人の募集に対し200人以上が応募する人気ぶりで、定員を50人に増やしました。抽選で選ばれ、8月6日に県の内外から集まった小学生たちは最初にサメの歯を飾った名刺「サメいし」作りに挑戦。共に過ごす仲間たちにご挨拶です。
女子2人挨拶:「よろしくお願いします」「お願いします」
午後8時…
小学生「何かいる!」
1日目の夜のお楽しみは夏恒例の「きもだめし」。提灯のあかりだけを頼りに6人から7人1組で、真っ暗な廃校を進みます。
オバケが出て…
小学生(トン!)「キャー!」「いやー」
T・傘のおばけ
「サメさん?サメさん?」
T・ジョーズ?!
「無理、無理、無理、無理、無理、無理、無理、無理…」
T・肝を冷やしてやっと就寝
翌日はー廃校水族館の人気者・シュモクザメのプールで子供たちが一緒に泳ぎます。プールと言えど海水なので、ぷかーと浮かぶこともできます。
男子2人:
「楽しい、けどしょっぱい」
Qサメどう?見た?
「見た!速かった!」
こちらのグループは、室戸沖の定置網にかかり保護されたウミガメの甲羅をスポンジでゴシゴシ。
小学生と飼育員:
「甲羅って叩かれたら痛いとか感じるんですか?」
「甲羅は痛いとかないかな」
子どもたちが見守る中きれいになったウミガメを室戸の海に放流します。海に向かって懸命に進む様子に子どもたちはー
「頑張れー!頑張れー!」
埼玉県から参加・濱口紗奈子さん(小5):
Q亀の放流
「いつかまた、室戸の海に帰ってきてくれるといいなと思いました。普段見られない光景が見られて楽しかったです」
高知市から参加・牧野吏翔くん(小5):
「みんなと交流するのがすごいいい経験になったし、友達もできたので良かったです」
様々な海の生き物と触れ合う体験は、子どもたちにとってかけがえのない夏の思い出になったようです。