四国知事会議に吉村大阪府知事が《大阪・関西万博》をPR。ヘルメット姿の4知事は早明浦ダム視察【高知】
2024年6月4日(火) PM7時00分
毎年各県持ち回りで開催されている四国知事会議が本山町で開かれました。2024年は、大阪・関西万博の説明のため、四国外からあの知事が訪れました。
こちらは満々と水をたたえる“四国の水がめ”早明浦ダム。ヘルメットを被って視察に訪れたのは高知の浜田知事をはじめ、愛媛の中村知事、香川の池田知事、徳島の後藤田知事の四国4県のトップです。
来年で運用開始50年を迎えるダムの再生事業の工事現場を見学したり、カヌーなどのアウトドアスポーツを核とした観光振興について説明を受けました。
このあと4人は四国知事会議に出席し、共通の課題について意見を交わしました。このうち2024年1月の能登半島地震を踏まえた南海トラフ地震対策について、浜田知事は災害拠点病院以外の対策が不十分とし、次のように話しました。
浜田知事:
「国においては医療機関における耐震化・自家発電設備・給水設備の整備など、支援制度を拡充していただきたい」
会議ではこのような災害対策のほか、四国の新幹線の早期実現など、あわせて6つの緊急提言をとりまとめました。
さらに今年は四国以外の知事もー
吉村洋文大阪府知事:
「大阪府知事の吉村です。本日は四国知事会の皆さま、お時間いただきましてありがとうございます」
2025年4月13日からはじまる大阪・関西万博の説明のため訪れた、大阪の吉村洋文知事です。
吉村洋文大阪府知事:「僕も最初見たとき圧倒的な存在感だなと」
吉村知事は完成すれば世界最大級の木造建築物となる会場のシンボル「大屋根リング」の建設が9割ほど進んでいることなどを説明し、こう訴えました。
吉村洋文大阪府知事:「万博は2800万人が訪問されますので、四国の魅力を発信する絶好の機会」
2025年度の四国知事会議は香川県で開催されます。