《2月22日ニャンニャンニャンねこの日》高知市で保護猫の譲渡会始まる「ぜひ保護して家族に」【高知】
2024年2月22日(木) PM6時35分
きょう2月22日は語呂合わせで「ねこの日」です。高知市の高知蔦屋書店では保護猫の譲渡会が始まり、平日にも関わらず多くの猫好きが訪れました。
野村舞アナウンサー
「ずらっと並んだ猫ちゃんたち。毛並みもツヤツヤでふっくらしていて、みんなとってもかわいいです。こんにちはー」
この譲渡会は、高知県内で猫の保護活動をしているボランティアが開いたもので今回で3回目。これまでの譲渡会であわせて8匹が里親とのマッチングに成功しています。グルメや猫グッズを販売するマルシェも併設していて、平日にもかかわらず多くの人が訪れていました。
今回の譲渡会に出されるのは、血液検査やワクチン接種ノミやダニの駆除をした猫、約30匹で、2月22日は8匹がお客さんの前に並びました。
こちらの「くみ」は2年半前に拾われた猫。保護した当時は左目が白くにごっていましたが、ボランティアが目薬などで手当てしここまできれいになりました。
中にはとっても人懐っこい猫も。避妊手術をしたあと地域に返す予定でしたが、この人懐っこさから里親探しをすることになりました。
譲渡会に訪れる人の中にはすでに保護猫を飼っている人も。どうして保護猫を選ぶのでしょうか。
保護猫を飼う人
「保護猫ちゃんの助けになるような方がいいかなと思って、最初から保護猫で考えていました」
保護猫を飼う人
「ペットショップで買うよりお互い(人と猫)にとっていい」
こちらの女性は2023年の秋に拾った猫がボランティアを介して譲渡会に出されたのを見に来ました。
猫を拾った人
「こうやって子どもたちがきれいに大きく育って」
「泣ける 泣ける、でも早く本当の家族を見つけてもらわんと」
猫と猫を救いたい人をつなぐ場となっていました。
譲渡会を主催「猫の幸せさがし」中村弥江さん
「人に飼われてて捨てられたり、外の過酷な環境で必至に生きている猫ちゃんたちなので、ぜひ保護して家族としてお迎えしていただきたい」
譲渡会とマルシェは2月25日の日曜日まで開催され、最終日には犬や猫の保護活動を行っている高知市出身のタレント桑原みずきさんの講演会も行われます。
引き取った猫は室内飼いが条件となります。ボランティアが家を訪問し飼育環境を確認したうえで、飼育のサポートまでしてくれるそうです。