《能登半島地震》高知県内でも防災グッズに高い関心 特設コーナー設置 売り切れ品も!【高知】
2024年1月11日(木) PM6時35分
川辺世里奈アナウンサー
「ホームセンターの防災コーナーです。こちらも、こちらも、商品が売り切れています。こちらは水のコーナーですが、すべて売り切れています」
高知市のホームセンターハマート薊野店では能登半島地震を受け、1月3日の営業初日から防災関連用品を買い求める人が急増しています。
高知市から
「石川の震災見て、そういう意識がちょっと薄れてたので、これから備えとこうかなと」
店は入口に特設コーナーを設置し、防災バッグや簡易トイレなどを販売。防災アドバイザー岡林哲史さんによりますと、今回のような冬の災害に備え体を温められるアルミのシートが売れているということです。
フタガミ防災アドバイザー 岡林哲史さん
「マントのようにして使われる人が多いが、前から風が入ってきてしまう。前はしっかり閉じて、しゃがむ。しゃがんで下からの風も防ぎ、自分の体温を外へ逃がさないように」
さらに水不足に備え売り上げが伸びているのがポリタンクです。
フタガミ防災アドバイザー 岡林哲史さん
「最初の段階で逃げるときは、500ミリとか、かばんに入る(ペットボトル)1本、2本を入れて逃げることが大切。落ち着いてから家で二次避難のために備蓄品を構えておく」
建物の倒壊を見越し、自分が持ち運べる容量の水を入れた状態で玄関やキッチンなどに分散して置くと有効です。完売している商品の多くは避難生活で使うものですが、岡林さんはまずは命を守るため家具の固定やガラスの飛び散り防止など基本的な対策を徹底してほしいと話します。