《ハマスイ》アシカの子ども“仔ココ”県外へお引越し 「新しい場所でもたくましく育って」【高知】
2025年6月11日(水) PM8時00分
桂浜水族館で1年間暮らしたアシカの子どもが、県外の水族館へ引越しました。
川村和久アナウンサー:
「去年6月に生まれたアシカの赤ちゃん仔ココ。きょうも朝から何十分も元気に泳いでいます」
仔ココは、桂浜水族館で暮らしている父ケイタ、母ココの間に第2子として誕生したカリフォルニアアシカのメスです。生まれたときから県外の水族館への引っ越しが決まっていたため名前がなく、飼育員の間では「仔ココ」という愛称で親しまれてきました。
生まれた時の体重は4キロほどと小柄でしたが、大好物のアジを食べ続け今は22キロに成長。飼育員の菊池さんによると、仔ココはいつも池で活発に泳ぐ元気なアシカに育ったと言います。
菊池優大飼育員:
「ここにいる時から怖いものなしだったので、大きいアシカに歯向かうくらいの根性育ってほしいな」
飼育員:「(別れが)早すぎた」「めっちゃいい子でしたよ」
繁殖目的の引っ越しのため仔ココの行き先は公表されていませんが、飼育員らは「新しい場所でもたくましく育ってほしい」と願いながら送り出していました。