高知刑務所で報道機関に向けた見学会
2023年9月2日(土) PM3時00分
明治4年、旧小高坂村に開設された高知刑務所は、昭和51年に現在の高知市布師田に移転しました。
対象は執行刑期が10年未満で犯罪傾向の進んだ20歳以上の受刑者で現在は191人(未決拘禁者を含む)が収容されています。
刑務作業では県産ヒノキの製品作りに力を入れています。
売り上げは被害者支援団体に寄付されるほか「作業報奨金」と呼ばれる賃金が支払われ、出所後の生活資金になります。
平均入所回数は5回と再犯の傾向が高いことから、刑務所での過ごし方が重要だと言います。
高知刑務所・石井弘幸所長
「二度と犯罪をおかさない、繰り返さない、被害者を生み出さない環境を作りたい。
今後とも職員一丸となって受刑者への働きかけを行っていきたい」
来月21日と22日には四国矯正展を開催する予定です。