新スポット“おもちゃ美術館”は大盛況「子供そっちのけで遊んでしまった…」【高知】
2023年7月18日(火) PM7時40分
高知県佐川町の『まきのさんの道の駅・佐川』に『佐川おもちゃ美術館』がオープン。
『佐川おもちゃ美術館』は、郷土の自然や文化に親しんでもらおうと全国各地に拡大していて、佐川町は12カ所目。自然や文化、そして牧野富太郎博士をテーマに、600平方メートルの広さに300種類のおもちゃが勢ぞろいしています。
澤 実生 記者
「扉の前に立つだけで、ものすごく濃い木の香りに包まれます。正面には佐川の山を模した木のドームが迎えてくれます」
ひときわ大人気だったのが、卵型の木のボールで埋め尽くされたプール。泳いでも… 埋もれても…全然痛くないのか子供たちは気持ち良さそう。さらに「化石の宝庫」として知られる町にちなんでプールの中には足跡の“化石”が…
訪れた人
「卵の中で宝探しをするやつは、子供そっちのけで遊んでしまって…」
大人もハマること間違いなしです。
こちらのゾーンにあるのは、町出身の植物学者・牧野富太郎博士が愛した花のひとつバイカオウレンです。実はこの花、さかさまにすると可憐なコマに変身するんです。
高知市から
「楽しい。ずっとくるくる回るかなと思ったけど、ずっとくるくる回らんかったです」
こちらの男性は…手作りの木のカバンに特徴的な帽子。そう、牧野富太郎博士に扮しています。おもちゃを通じて子供たちとふれあうボランティアの「おもちゃ学芸員」のひとりです。
おもちゃ学芸員 平子 真治さん
「おもちゃがいっぱい入っています。(竹の笛を吹く)こういったもので来てくれた人とおもちゃで遊んでもいいんですけど、まずは自己紹介代わりに、こういったおもちゃでお話をする」
3連休には、2200人以上が訪れ入館制限を設けるほど大盛況となりました。佐川おもちゃ美術館は、高校生以上が800円、1歳から中学生が500円、1歳未満は無料で楽しむことができます。