集まれ！将棋女子。高知市で女の子を対象にした将棋教室が開かれました。指導したのは高知出身の女流棋士です。

6月22日(日)高知市で開かれた「はじめてのしょうぎ入門教室」。4歳から小学6年生までの女の子30人ほどが参加しました。

先生は南国市出身の島井咲緒里女流二段です。
島井女流二段：「すごい強い駒やけど、今攻めに使えてないき、どこに動かしたらいいと思う？」「飛車って縦横すごい動ける駒で、正解正解、バッチリ！100点」

今年2月将棋のタイトル戦「棋王戦」が高知市で行われ藤井聡太七冠が来高したことで県内でも将棋が盛り上がっていると言う島井女流二段。「将棋女子」を増やしたいという思いから今回の教室は女の子を対象に開催しました。

島井咲緒里女流二段：
「まだまだ将棋を指す女の子は男の子に比べたら少ないんで、少しでも女の子が増えたらいいな」

こちらの女の子は1年ほど前に将棋盤と駒をプレゼントされたことから将棋に目覚めたんだとか。

小学2年：「お父さんと対戦したけど一回も勝てたことない」
三木アナウンサー：「きょういっぱい教えてもらって勝ちたいね」

対局が始まると真剣な表情で駒の動かし方を考えていきます。今回の教室で新しい攻め方を覚えたということで次はお父さんに勝てるかもしれませんね。
小学2年：「楽しかった」「（お父さんに）上手なのを隠しとく」

こちらは3歳の女の子。手にしているのは「ハート将棋」です。駒の動かし方がデザインされている初心者向けの駒ですが、将棋だけでなく積み木などのようにして遊んで、まずは駒に親しんでほしいという思いが込められています。

3歳児：「みて、おうじさま！（王様！）」
「王様」を見つけて教えてくれました。

今回は教室と同時に全国大会の予選となる将棋のトーナメント戦も開催されました。勝ち進んでいる姉が憧れだという妹は…

4歳（香川から）：Qこれから誰みたいにうまくなりたい
「みお（姉）」「飛車のこうやってするやつが楽しかった」

島井咲緒里女流二段：
「ルールも覚えてもらえたと思うので、今後も家族で楽しんで続けてもらえたら、すごくうれしい」