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News- 高知のニュース

JA高知県が支所・出張所の統廃合実施へ「農協運営は非常に厳しい局面」 【高知】

JA高知県の支所と出張所の廃止や統合などについて話し合う総代会が行われています。JAの提案が承認されれば香美市の物部など6つの店舗が無くなる見通しです。

JA高知県の組合員の代表らが集まる通常総代会が6月28日、高知市で開かれました。コスト削減と営業体制の強化につなげるため人手不足が深刻だった店舗などを集約する再編案が承認されました。

今回の再編で廃止されるのは香美市の物部、香南市の赤岡・夜須・香我美、南国市の久礼田の5つの支所と大豊町の大杉出張所です。

また南国市の南国中央、大篠、日章、三和の4つの支所が土長地区本部に統合されます。さらに岡豊、十市、本山など10の支所が出張所になります。

なお、廃止・統合された店舗でもATMはそのまま残ります。

総代会で秦泉寺雅一組合長は「マイナス金利やエネルギー資源の高騰などで農協運営は非常に厳しい局面にある」とし経営基盤の強化に向けた取り組みへの理解を出席者に求めました。

秦泉寺雅一 組合長:
店舗再編等を含めたあらゆる対策に取り組んでいるが、健全で持続性のある組織を維持していくためにはより一層の改革が必要

店舗の再編は2023年度中に行われる計画です。