小泉元環境相が来高「脱炭素で地場産業育成を」マイボトル持参で登壇 知事との対談も【高知】
2022年9月13日(火) PM5時00分
先週土曜日(10日)高知市の追手前高校で地球温暖化について考える「脱炭素シンポジウム」が開かれました。マイボトルを持って登壇したのは衆議院議員で元環境大臣の小泉進次郎さんです。シンポジウムの前に梼原町を訪れていました。
衆議院議員・元環境大臣 小泉進次郎さん
「隈研吾さんの建物を巡りあの(雲の上の)図書館すばらしかったですね。小水力発電、ペレットの工場も見せていただいて自分が大臣のときにやったことが現場が動いていると感じられて本当にうれしかったです」
「環境と経済」をテーマにした対談では浜田知事が土佐和紙など県の紙産業の可能性をアピールしました。
浜田知事
「海洋のプラスチックごみの対策などを考えましても、プラスチックの容器を紙にかえていこうと。これを県の方も技術開発でバックアップして一大成長産業にもっていきたい」
これに対し、小泉さんはー
衆議院議員・元環境大臣 小泉進次郎さん
「徹底的に紙と森林利用を(経済に)つなげてもらいたい。いかに地産地消型の経済や暮らしをつくっていくか、まさに環境のことだけではなくて地場の産業育成につながります」
小泉さんは「脱炭素」に取り組むことで県の経済活動を活性化できると訴えました。