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News- 高知のニュース

本当に風船なの?「恐竜から水まで何でも作ります」子供たちも大興奮!バルーンアート展【高知】

川辺世里奈アナウンサー
「子供たちに大人気のバルーンアート。こちらではこんなに大きな作品を見ることができます。ぷにぷにの肉球やかわいらしい顔までリアルに表現されています」

高知県南国市の海洋堂スペースファクトリーなんこくで開かれているのは「えっ! 知ってるのと違う!バルーンアート展」です。招き猫やウサギなど色鮮やかな風船で作られた18点が展示されています。中でも目を引くのが今にも飛びかかってきそうな恐竜です。

川辺世里奈アナウンサー
「(恐竜の)たくましい足の部分は私の手のひらほどの大きさ。しっぽは小さくて細かい風船でできている。いろんな大きさの風船を組み合わせてこの迫力を作っているんです」

高さは2メートル以上!大小200個を超える風船を使いおよそ30時間かけて作られました。子供たちは見上げたり写真を撮ったりと大興奮です。

愛知から男の子・8歳
「すごいでかくてすごくリアルで僕、恐竜好きだからかっこいいなって思いました。僕が作ろうとしたら絶対できなくてね、絶対頑張ってもできないなって思った」

製作したのは南国市在住のバルーンパフォーマーSAMEPONさんです。

バルーンパフォーマー SAMEPONさん
「(恐竜は)すごい喜んで目を輝かせる子もいれば入り口でお母さんに抱き着く子もいる。その2通りくらいですね」

もともと携帯電話の販売店に務めていましたが、会社のイベントでバルーンアートを作ったことがきっかけで魅力に気付き「沼にハマった」そう。45歳で脱サラしバルーンパフォーマーになりました。ここ2年はコロナ禍でイベントの9割が中止になりましたが、子供たちに夏休みの思い出を作ってほしいと今回初めて企画展を開きました。

おすすめはにっこり笑ったカエル。蛇口から出た水を気持ちよさそうに浴びています。SAMEPONさんが会場にいれば実際に作る様子を見ることができます。

(SAMEPONさん)
「編み物をしているんですね、風船で。(風船を)ひねった1個1個の塊にしてそれを接着剤とかは何も使わないで組み合わせて編み物にして作っていく。根気だけですね」

今、製作しているのは「不思議の国のアリス」のワンピース。子供たちのあっと驚く顔を思い浮かべながら地道に作業を進めます。

バルーンパフォーマー SAMEPONさん
「風船でもこういうことができるわけですから自分だったら何かを作ってやろうとか、作ったら楽しいなとかそういうふうに感じてもらえると嬉しいです」

バルーンアート展は7月31日まで開かれています。

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