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News- 高知のニュース

「まさか咲くとは」74年前に植えた『奇跡の花』リュウゼツラン開花【高知・四万十市】

こちらがリュウゼツラン。松のように広がった枝の先にある黄色い部分が花です。
四万十市西土佐にある川上由美子さんの自宅の庭に咲いているリュウゼツランは南米原産の多肉植物で、開花は数十年に1度といわれ「奇跡の花」とも呼ばれます。

今から74年前の1948年に植えられましたが、これまで花を咲かせることはありませんでした。
「異変」に気付いたのは今年5月。
長い間ずっと2メートル程しかなかった高さが急に毎日10センチほど伸び続けるようになり、最終的には10メートルに。
そして7月15日に「奇跡の花」が咲きました。

川上由美子さん
「ただ、ただ驚きでまさか咲くとは思ってない。みんな咲くとは思ってなかったのでこんなね。生きてるときに見られると誰も思ってないので、皆さんに見てもらいたい」

74年前にリュウゼツランを植えたのは、川上さんの夫の姉にあたる宮本栄枝さん(85歳)です。
高知市で暮らしているため、実家で咲いた花はまだ直接見ていないということで映像で確認してもらいました。

宮本栄枝さん
「こんなに咲いているんですね」

リュウゼツランを植えた当時は12歳の少女でした。

宮本栄枝さん
「弟が生まれたときに、生まれたからということで植えたんじゃないでしょうか」

四万十市西土佐の川上さん宅のリュウゼツランの花は道路から見ることもでき、8月いっぱい楽しめそうだということです。

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