“バズる”ためのコツとは?しんじょう君の生みの親・守時健さんが著書『日本一バズる公務員』出版【高知】
2022年5月27日(金) PM7時40分
初夏の陽気の中、陽気に現れたしんじょう君。
須崎市にある会社「パンクチュアル」で、しんじょう君の生みの親・守時健さんが本の出版を発表しました。
パンクチュアル・守時健さん
「『日本一バズる公務員』です」
あさって(29日)発売となるのは、守時さん初の著書でその名も『日本一バズる公務員』。
「しんじょう君」誕生秘話や守時さん自身の波乱万丈な半生が綴られ、通販サイトアマゾンの予約購入ランキングではすでに1位となっています。
守時さんは岡山育ちの36歳。
おととし須崎市役所を退職し、ご当地キャラの運営などを行う株式会社「パンクチュアル」の代表取締役を務めています。
関西大学在学中に訪れた須崎市の「新子まつり」で高知の県民性にひかれ、2012年に須崎市役所に入庁。
入庁後すぐに生み出した「しんじょう君」は、4年後のゆるキャラグランプリで日本一に輝きました。
その効果もあり当初は200万円しか集まらなかったふるさと納税は、6年で1000倍の21億円にまで増加しました。
パンクチュアル・守時健さん
「自分もこの町を盛り上げるっていうことに、すごい命をかけてた所があるので」
“ゆるーいキャラ”の裏にあった、決してゆるくない「戦略」と「努力」。
本にはそうした成功の秘訣が惜しみなく記されています。
例えばゆるキャラ戦略では「対象を子どもにしたら“終わり”」「主戦場はSNS」「シルエットは丸く」などなど。
またツイッターなどのSNSで人気を呼ぶ、いわゆる「バズる」ためのコツなども紹介しています。
パンクチュアル・守時健さん
「ぜひ町おこしとか行政とか市役所に勤めてる方とか、どうやって町を盛り上げたらいいのかなって思ってる人とかにはいくつかヒントになるところはあると思うので、ぜひあさってから売ってますので買ってください」
『日本一バズる公務員』はあさって29日、発売です。