画像

  • 画像
  • 画像
  • 画像
  • 画像

News- 高知のニュース

四万十市・藤の瀬集落のバラ園が見頃、高知大生が提案し住民が手入れ・6月上旬まで【高知】

ひときわ目を引く真っ赤なバラに、控えめな淡い黄色いバラ。

四万十市西土佐の藤の瀬バラ園では700平方メートルの土地に約240種類・500本のバラが咲き誇っています。

凛とした姿でほのかに香るジョン・F・ケネディや、カップのように花びらを抱えて咲くポンポネッラなど、さまざまな姿の花を楽しむことができます。

5月24日の高知県内は7月上旬並みの暑さとなったところもありました。四万十市江川崎で29.2度香美市大栃で28.9度など、16の観測地点のうち15箇所で夏日を記録。6箇所で2022年最高となりました。

本格化する夏の日差しの中、訪れた人は甘い香りに包まれながら花を楽しんでいました。

黒潮町から「すごいきれいですね。かわいらしくて。いろんな形があって色も可愛らしい。ピンクとか赤とかあっていいと思います」

このバラ園は2012年に地域活性化のためインターンシップで訪れた高知大生らがバラを植えることを住民に提案したことから始まりました。30人にも満たない藤の瀬集落で「バラ園の会」が結成され、8年前に開園。会長の尾崎裕人さんを中心に10人ほどが年中欠かさず草引きや剪定などの手入れを行っています。

尾崎裕人さん「もうこれ散るんですよ。それで先を切って新しいバラが生えやすいようにしています」

コロナ前に開催していた「バラ祭り」では約700人もの客が訪れました。2022年、祭りは開催していないものの、22日(日)には130人ほどが訪れました。

尾崎裕人さん「集落がこのバラ園があることで盛り上がりもあるので、できる限り集落のみんなの援助も借りて、作り上げてずっとやっていきたい」

藤の瀬バラ園は6月上旬まで開園する予定です。運営協力金として1人300円を求めています。