【高知】前知事・尾崎正直氏が衆院で初質問「これが第一歩」ネクタイも『初』を意識
2022年2月21日(月) PM5時00分

2月17日(木)、国会の予算委員会第1分科会が開かれ、『1年生議員』尾崎さんが初めての「質問」に立ちました。
初質問は自ら選んだ議題。知事時代から力を入れていた南海トラフ地震対策でした。
尾崎氏「南海トラフ地震に備えて、発災後ではなく発災前の高台移転を促す対策をしっかりと講じていく必要がある。極めて危険度の高い地域に限定しても、この事前の高台移転策を講じていく必要があると思いますが、見解をお願いします」
国交省・大臣官房技術審議官「移転を支援する仕組みを拡充しているところです。国交省としましては、地方自治体がこうした制度を有効に活用していただけるよう、地域の声を伺いながらしっかりと取り組んでまいります」
尾崎氏「ありがとうございました。一生懸命、要件緩和、活用できるように努力いただいている。引き続き、ぜひお願いしたい。抜本的な対策の強化をぜひお願いしたい」
知事時代を思い起こさせる強気の語り口を披露した尾崎さん。「初質問」の感想を聞いてみると。
尾崎氏「初めての体験だったが、質問する方が自らイニシアチブ(主導権)がとれるので、思いとか考えを伝えやすいと、つくづく思った」
また私たちが注目したのが、このネクタイです。
野村舞アナウンサー「初登院された時にブルーのネクタイされていた。同じネクタイではないでしょうか」
尾崎氏「よくわかりましたね。全く一緒です。あえて意識して一緒にしました。初心忘るべからずで、初登院の時のことを思いながら」
国会議員として「初」を意識して臨んだ大仕事でした。
尾崎氏「長年、知事として考えてきた事、その問題意識をぶつけた感じ。答弁も一般論でしたが、これが第一歩になる。今後しっかりとフォローアップしていきたい」