国内最高齢!ベテランママ・46歳のチンパンジーが出産【高知・のいち動物公園】
2022年1月26日(水) PM8時10分
チンパンジーのお腹をよく見てみると…小さな赤ちゃんがしがみついています。
1月17日に推定体重1500グラムで生まれたばかりのチンパンジーのオスの赤ちゃんです。
野生の生息数が減少しているチンパンジーは絶滅危惧種に指定されています。
今回のいち動物公園で9年ぶり3回目の繁殖に成功しました。
父親のロビンは26歳。
母親のサンゴは今回で出産5回目というベテランママで推定年齢は46歳。なんと国内最高齢出産です。
のいち動物公園によると飼育されているチンパンジーの平均寿命は40年から50年で、40歳を過ぎてからの出産は非常に珍しいということです。
県立のいち動物公園・チンパンジー飼育担当
山田信宏さん
「(サンゴは)以前は双子を産んだんですけど年齢的に体力もあったと思うんですけど、その時に比べると少し疲れが長引いたかなと」
「だんだん食べる量も増えてきて、今は非常に穏やかに過ごしています」
赤ちゃんは現在母親のサンゴと一緒に屋内展示場などで過ごしていて、今週土曜日(29日)に一般公開される予定です。