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News- 高知のニュース

【高知】龍馬の子孫「チョッコウさん」が描いた北海道 『六花亭』包装紙でおなじみ坂本直行の企画展

美しく紅葉した木々の向こうにそびえるのは、雪が降り積もった日高山脈。

雄大な北海道の自然を大きな額縁いっぱいに力強く描いています。

高知県立坂本龍馬記念館の開館30周年を記念して行われている企画展では、龍馬の子孫で「チョッコウさん」の愛称で呼ばれる画家、坂本直行が描いた絵画を展示しています。

坂本直行は龍馬の甥・直寛の孫にあたり、北海道・十勝で開拓農民として生きた後、画家に転身。

日高山脈の風景や北海道の花々を描いてきました。

可愛らしい花々が描かれたこちらは、北海道の菓子メーカー「六花亭」の包装紙。

実はこれも直行がデザインしたものです。

花を描く際に直行が参考にしていたのは、県出身の植物学者・牧野富太郎博士の植物図鑑だったそう。

2人に直接の面識はありませんが、高知との深い縁が感じられます。

ほかにも会場には自然を描いた油絵のほか、北海道を代表する花々の水彩画、実際に使っていた画材など60点以上が展示されています。

坂本龍馬記念館・前田由紀枝 学芸課長「龍馬の開拓という夢に向かって、その子孫の一人として、初めて、本当の開拓民として、くわをふるった人です。その生き様から私たちも学んだり感銘を受けたりすることもある、そういったことを会場で感じていただけたら」

この企画展は坂本龍馬記念館で4月3日まで行われています。