高知をアニメクリエイターの聖地に 高知信用金庫・県・3市が協定 【高知】
2022年1月17日(月) PM7時28分
アニメーションのクリエイターが安心して働ける環境を高知につくろうと高知信用金庫と県などが協定を結びました。
高知信用金庫・山崎 久留美理事長
「高知の未来課題をクリエイティブとデジタルの力によって解決を図り、高知にソーシャル(社会的)インパクトを創出する革新的な試みです」
高知信用金庫が取り組む「高知アニメクリエイター聖地プロジェクト」は高知をアニメ文化の交流拠点にすることで、若いクリエイターを発掘し育成。さらにデジタル技術を活用し高知を拠点としたリモートワーク環境をつくることで県外のクリエイターの移住を促し、人口減少に歯止めをかけようという試みです。
きょう(17日)は高知信用金庫の山崎久留美理事長のほか、浜田知事や高知市の岡崎市長、南国市の平山市長、須崎市の楠瀬市長らが協定書にサインしました。
高知信金は今後企業のサテライトオフィスの誘致や、アニメファンの聖地巡りを促すインバウンド観光の創出などで県や3つの市と協力して地域の活性化を目指します。
山崎理事長
「アニメの産業をいかに高知に少しでも誘致できるか、理解者を増やしていく活動が大切になると思います」
高知信金はまずはオンラインで交流の場を設けて人材の育成を後押ししたいとしています。
