漁獲高初の日本一!カツオ一本釣り漁「第88佐賀明神丸」 明神水産勢10年連続首位 黒潮町【高知】
2021年12月29日(水) PM7時00分
明神水産所属・第八十八佐賀明神丸の森下 靖 漁労長(48)です。今年2月、黒潮町の佐賀漁港を出港し10カ月間、南西諸島から三陸沖にかけての近海でカツオの一本釣り漁をしてきました。全国40隻が競う中、3年前に造られた第八十八佐賀明神丸は初めて漁獲高日本一に輝き、明神水産勢が10年連続で首位を守りました。
第八十八佐賀明神丸 森下 靖 漁労長
「明神水産の10年連続というのはプレッシャーもあった。9月が終わった時には2400万ほどの差があったのであきらめかけた。一番になって嬉しいです」
漁獲量は1667トンで去年より250トン上回りましたが、漁獲高は去年より450万円ほど下回る4億682万円でした。
第八十八佐賀明神丸 森下 靖 漁労長
「カツオは例年になく高知県の沖もそうやったけどどこでもおるイメージやったけど、コロナの緊急事態が重なって一番漁があるときが安かった」
今年はコロナの影響で買い手がつかず、カツオの値段が下がったことが漁獲高に影響したといいます。今後の目標は・・・
第八十八佐賀明神丸 森下 靖 漁労長
「10年連続とかなったらプレッシャーいうかね。11年、12年・・・プレッシャーは大きいけどそれを楽しみながらまた日本一狙って頑張ります」
森下漁労長たちは2カ月間休養し、来年2月上旬に再び出航する予定です。