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News- 高知のニュース

1粒200円!真っ赤な夕日から名付けられたブランドいちご 「だるま苺」を宿毛の名物に【高知】

鮮やかな赤色のイチゴ。宿毛市の特産「だるま苺」です。酒井輝雅さんのハウスで12月に入って収穫が始まり、21日も朝早くから真っ赤に実ったイチゴを一つ一つ丁寧にもぎ取っていました。

酒井さん
「大分実が大きくなってきました。形もきれいなものが取れ出しました。よく熟れたものを選んでとってます」

「だるま苺」は宿毛市内の14軒の農家が栽培しているブランドで、大きさや形が良いものは1粒200円以上で売られています。品種は「さがほのか」という1粒40グラムにもなる大粒のもの。元々は佐賀県の品種ですが、宿毛の温暖な気候のもとで育つことでよりつややかに赤く色づくといいます。この色が「だるま苺」という名前の由来です。

水平線の彼方を真っ赤に染める「だるま夕日」。良く晴れた日、大気と海水の温度差が大きい時に見られる宿毛の冬の風物詩です。15年前、新しくイチゴの栽培を始めるにあたって夕日に続く宿毛の名物にしようと「だるま苺」と名付けました。今年は夏の天候が良く味も上々ということです。

澤村記者
「甘い!程よい酸味があって甘みが強い。おいしい」

「だるま苺」の収穫は来年の春先まで続きます。主な出荷先は大阪ですが、県内の一部スーパーでも販売されています。また宿毛市のふるさと納税の返礼品となっているほか、日本の高級イチゴとして香港や台湾にも輸出されているという事です。