休業延長も…『まん延防止』週末の夜、帯屋町は閑散 “酒類提供停止”は「受け入れざるをえない」【高知】
2021年8月30日(月) PM5時00分
8月27日(金) 午後8時、高知市帯屋町。
記者「『まん延防止』が適用されて初めての夜。高知市帯屋町では、お店もほぼ空いていません」
「まん延防止」の対象となった高知市では、飲食店などを対象に営業時間を午後8時までに短縮するとともに酒類を提供しないよう、県が要請しました。
がらんとした夜の商店街。
客待ちをするタクシーの数もぐんと減っていました。
タクシー運転手「(客は)各段に減ったね。最近一時増えていたけど、1~2週間くらい前は。県外の人はたまにおるけど、地元の人はほとんど出てこんで」
こちらの店には県の対応の目安「非常事態」に伴い、9月3日までの休業を知らせる貼り紙がありましたが、この夜はもう1枚増えていました。
そんな中、帯屋町アーケードの店先に明かりが。
こちらのとんかつ店は午後9時までの夜の営業を8時までに短縮し、その後、弁当のテイクアウトを午後8時半まで行っています。
こだわりのとんかつ源三 帯屋町店・小松沙羅 副店長「お酒をメインにはやっていないので、他の居酒屋さん・バーとか、そちらの方が影響は大きいのかな?私達は私達のできる事をやるしかない」
一方、パーテーションや二酸化炭素の濃度計などを設置したこちらのバー。
「非常事態」を受け21日から休業していますが、さらに9月12日まで休業期間を延ばしました。
店内の清掃のためこの日、店を訪れた店主は県が要請した「酒類提供停止」について。
cafe&bar SHELTER・堅田佳嗣 取締役「上手にお酒を楽しむ方もいらっしゃるので、そういう意味ではちょっと一方的と感じる所はあるが、ただ、多くの方はアルコールを摂取する事で気持ちが大きくなったり、緩んでしまったりという事があるので、今の状況であれば受け入れざるをえない」