南国市の「中澤氏家薬業」職域接種1回目 独自システムでスムーズに1000人終了【高知】
2021年7月2日(金) PM5時00分
南国市の企業。中澤氏家薬業で
早くもコロナワクチンの
職域接種の1回目が終わりました。
スムーズな接種の背景には
バーコードを使った独自のシステムがありました。
南国市にある創業189年の
医薬品大手卸売り企業・中澤氏家薬業です。
集団接種会場への
ワクチン配送業務を担うことから
県内で最も早く先月21日に職域接種を始めました。
対象は社員やその家族それに関連企業や
取り引き先を含めた1000人です。
社内の会議室で、1日に医師1人が
モデルナ製ワクチンを
100人から200人に接種し
きょう1回目が終わりました。
40代配送業務
「配送業務でいろんな方と接する機会があるので
受けることにした。特に痛くない。
今のところ何もない」
50代パート
「高齢者から順番で自分がいつになるのかと
心配だった。孫とか県外の息子家族に
安心して会えるかなと思い」
トラブルなくスムーズに進んだ
1回目のワクチン接種。
その背景にはバーコードを使った
独自のシステムがありました。
この会社では、接種希望者に
バーコード付きのカードを事前に配布。
機械が読み取ることで
接種当日の受け付けが簡略化され
スピーディーな接種につながりました。
中澤氏家薬業・門田充代総務部長
「コロナワクチンの流通を請け負うこととなった
社員から感染者を出してしまえば
流通に滞りが出てしまう。
そういうことがないよう
社員の集団免疫力を上げるため
職域接種を始めることにした」
中澤氏家薬業では
今月19日から2回目の接種が始まり
今月中に終わる予定です。