宝石のようなフルーツ「ライチ」 安芸市で収穫最盛期 【高知】
2021年6月24日(木) PM7時16分
高知県安芸市のハウスで宝石のようなフルーツ「ライチ」の収穫が本格的に始まっています。県産の希少な生ライチを食べられるチャンスです。
鈴なりになった真っ赤なフルーツ。世界三大美女の1人、あの楊貴妃も愛したというライチです。
安芸市のメリーガーデンでは1週間前からおよそ5万個の収穫が始まっています。
育てているのは大きく育ちやすい「ジャカパット」という品種。糖度は平均で13~15度ですが、最も甘いものはバナナに匹敵する20度近くもあります。
梅雨入りが早かった今年は湿度が高くなり皮が割れるものが多かったものの甘いライチに仕上がっています。
さっそく採れたての宝石のような生ライチをいただきました。
南 陽介 記者
「ライチ独特の酸味と甘さがあって、とてもみずみずしくて美味しいこれからの季節にぴったりなフルーツです」
ライチは国内で出回っているほとんどが外国産で冷凍されたもの。そのため国産の生ライチは流通量が少ないことから高級フルーツとなっていて、メリーガーデンでは贈答用として1個300円から800円で販売しています。
メリーガーデン・岡宗 俊介 専務
「生産面積も少しずつ増えて、採れる量も徐々に増えているので、できるだけ多くの方に生のライチを味わってほしい」
メリーガーデンのライチの収穫は7月下旬まで。店頭で購入できるほか安芸市のふるさと納税返礼品としても扱われています。
高級フルーツですがメリーガーデンの店頭では6個から7個のライチを1000円で販売しています。
さらにライチ狩りも予約制で行っていて、1グループ6人まで30~40個の収穫で1万2千円です。予約は店のHPから行うことができます。