人気の観光列車 期間限定で県東部へ「太平洋の絶景を飽きるくらい眺めて」10月から運行予定【高知】
2021年5月11日(火) PM7時00分
去年7月に高知・窪川間で運行が始まった観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」。
昨年度の乗車率はコロナ禍の中でも82%と高く、四国のほかの県の観光列車を上回る人気ぶりです。蒸気船や宇宙船をモチーフにした豪華な列車の中で高知の旬の食材を創作料理で楽しめます。
今回、観光客の誘致を図る「四国デスティネーションキャンペーン」の一環として土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線でも運行されることが発表されました。
JR四国 藤本 聡 常務
「太平洋の絶景を飽きるくらい眺めて頂いて高知県の東側の別の景色を楽しんでほしい。」
新たな運行区間は高知・奈半利間で、停車する駅の施設で買い物の時間が設けられるほか太平洋に沈む夕日を眺めることもできます。運行期間は今年10月8日から12月24日までの間で13日限定です。
正午に高知駅を出発して夜須駅と安芸駅でそれぞれ停車して奈半利駅へ。そこから折り返し、高知駅には午後6時前に到着します。乗車券のみの販売はしておらず、食事付きの日帰り型旅行商品として今年8月に販売される予定です。