よさこい2026《いなん》偉人・ジョン万の「魂」宿し原点回帰 あでやかな舞で本番へ【高知】
2026年8月5日(水) PM7時18分
よさこい祭り本番まであと5日!今回は幡多の実力チーム「いなん」を紹介。2026年は、あの偉人のスピリットを表現します。
2011年に、土佐清水市で結成された「いなん」。これまで審査員特別賞を4度受賞し、銀賞にも輝くなど、幡多地域を代表するチームです。
その「いなん」を後押しするのが2028年の大河ドラマの主人公・ジョン万次郎です。
土佐清水市の貧しい漁師の家に生まれ、14歳の時に漁で遭難。捕鯨船に救助されアメリカへ渡った万次郎は、英語や航海術を学んで命がけで日本に持ち帰り文明開化の礎を築きました。
「困難な状況でも諦めず未来を切り開く」ジョン万スピリット。土佐清水の偉人に触発されたいなんは、2026年のテーマを根源を意味する「Roots」にしました。
いなん代表・溝渕敏水さん:
「もう1回原点に戻って原点回帰ということで。それプラス、ジョン万スピリットっていうものを合わせてというところが、2026年の一番のテーマかなと思います」
ここ数年は、子どもでも踊りやすいようゆったりとした曲と踊りでしたが、2026年は、本来の「いなん」らしさを追求しチームコンセプトの「楽しく、激しく、あでやかに」へと原点回帰。衣装も“Rootsと万次郎”を意識しています。
いなん副代表・山下翼さん:
「胸のところにデニム風に見える生地を使ってます」
万次郎がアメリカから持ち帰ったデニムをベースに、土佐清水の花・ツバキと黒潮の波頭をあしらって和と洋を融合しました。
踊り子は土佐清水市をはじめ、四万十市や宿毛市など、幡多地域を中心に集まった130人。インストラクターのリーダーで、副代表の山下翼さんがみんなをひっぱります。
いなん副代表・山下翼さん:
「後ろから体の正面に向いて8でパン。5、6,7、8、ぐらいの感じで一回カウントで練習しよう。できそう?もう慣れるしかないから、やろう!その方がいいから」
厳しい指導にも必死についていく踊り子たち。パワフルな40代のリピーターを中心に、小学生から60代まで毎日練習に励んでいます。
初参加・中学2年生(黒潮町在住):
Q練習どう
「暑くてめっちゃ疲れるけど、その分、本番とかでお客さんが喜んでくれるって思ったら、めっちゃ頑張れます」
結成時から参加・四万十市在住(57):
「毎年、新人の方とか入ってきて、経験値が元々低いんですけどそこから積み重ねていって仕上げていくチーム力とその懸命さ。それが、いなんらしさ」
いなん副代表・山下翼さん:
「本番が近いっていうこともあって、本当にみんな一人一人気持ちが前面に出てきて見ててもちょっと頼もしくなってきました。2025年、後夜祭にも届かずに悔しい思いをしてきたメンバーが沢山いるので、2026年はもうやり切って悔いのない踊りができるように頑張っていきます」
いなん副代表・山下翼さん:
「うちのモットーは、楽しく、激しく、あでやかに踊ることなので、それを絶対に体現して。田舎のチームなんですけどそれなりの良さというか、思いっきりの良さがあると思うので、踊りの上手さはかなわないですけど気持ちだけは絶対に負けないぐらい熱いものを持って、よさこいに行きたいと思います」
海を越え、未来を切り開いたジョン万スピリットを胸に、新たなステージに挑む全ての人にエールを送ります。
「よさこいシリーズ企画」。次回は日本の伝統美と気品あふれる舞が観客を魅了する老舗料亭チームの「濱長花神楽」です。
そして、さんさんテレビは2026年もよさこい祭りの本番2日間、はりまや橋競演場から熱い演舞の模様を生中継でお伝えします。ゲストは島崎和歌子さんと三山ひろしさんそしてフリーアナウンサーの高橋真麻さんです。










