【高知】まんが甲子園 被災地・熊本のペン児「みんなの気持ちを背負って」奮闘 高知高専は2位
2026年8月3日(月) PM7時30分 <PM7時44分 更新>
8月1・2日の2日間、高知市で行われた「まんが甲子園」の本選大会。国内外から33校が出場し、高知県内からは初挑戦となる高知高専など6校が大会に臨みました。
7月28日の地震で大きな被害を受けた熊本県からも、震度5弱の揺れに見舞われた高森町にある高森高校の生徒たちが元気な姿を見せてくれました。
発表されたテーマは「〇〇界隈」。5時間30分の熱い決戦。生徒たちは軽やかにペンを走らせます。
高森高校は熊本地震の影響で学校での活動ができなくなり、大会直前の練習も中止となってしまいました。
【熊本県立高森高校マンガ学科 美術教諭・小佐井順大さん】
「クラスメ-トの子たちには(家が)半壊の子とか熊本地震を思い出して涙が出たりする子たちもいましたので、そういう子たちを励ましながら、元気を与えるし元気をもらう形でここに来たので、その子たちの思いも含めて頑張ってくれていると思います」
制限時間が迫ると作業は急ピッチを迎えます。
初出場の高知高専チームは…
「最終最終」「頑張れ」「あと3分。いけるよ。いけるよ修整」
修正ペンを使って白くする部分を塗っていきます。
【高知高専1年・山本優菜さん】
「ちゃんと(審査員に)響くといいんですが、みんなと楽しく描けたことが私にとっては一番意味のあることだと思っているので、それで私は満足です」
完成した高知高専の作品は「便所飯界隈 オフ会会場」。トイレで今にもアクシデントが起きそうな人たちの列ができていますが、そんなことはものともせず、中で弁当を食べている人たちが描かれています。
岡豊高校の作品は「訳あり 半額」の界隈と表現したらいいでしょうか。ナイスボディなのに訳ありとなってしまうことに納得がいっていない様子です。
審査の結果、最優秀賞に輝いたのは富山県立高岡高校の「孵化キャンセル界隈」です。卵の中のクーラーで涼む「ひよこ」があまりの暑さからふ化をキャンセルする様子を表現しました。
【最優秀賞・富山県立高岡高校 湊栞奈さん】
「仲間たちと最後まで全力を尽くして一つの作品を仕上げ最優秀賞という素晴らしい賞を取れて本当にうれしいです」
県勢では初出場の高知高専が2位、岡豊高校が「審査員長賞」に選ばれました。
残念ながら熊本県の高校は受賞に至りませんでした。
【熊本県立高森高校1年・田中琉介さん】
「最初は不安しかなくて、この状態のまま僕たちはマンガに集中できるのかと思っていたが、みんなの気持ちを背負ってできたので良かったです。悔しいですけど自分たちが頑張ったのは事実なのでこの経験をみんなにも共有できたらなと思っています」
無事に大会を終えられほっとした様子でした。
受賞作品はまんが甲子園の特設ページでも見ることができます。










