高知信金に“新しい風” 服飾研究家と開発した曜日別・3種の『正統派ビジネスカジュアル』お披露目
2025年12月17日(水) PM7時05分
高知信金では約3年前からファッションの専門家に協力してもらい、職員の働き方を装いの観点から見直してきました。曜日や場面ごとに3つのドレスコードを設定し、17日報道陣にお披露目されました。
竹久祐樹 記者:
「主に月曜日から木曜日に新しく導入されるドレスコードです。例えば、こちらの男性をご覧ください。スーツの柄は大き目のチェックが入っています。そしてネクタイはニットタイでカジュアル感を演出しています」
まずは月曜日から木曜日。親しみやすさと信頼を両立した装いです。ジャケットとパンツの色を分けたり、格式張らないデザインのボタンダウンシャツを取り入れたりしています。
金曜日はドレスアップ。靴は黒に統一し、胸元にはポケットチーフを挿してフォーマル感を出しています。最後のドレスコードは地域貢献のためのスタイル。地元のイベントやボランティアに出向きしっかりと汗を流せるよう、ニットやチノパンスニーカーを取り入れました。
「正統派のビジネスカジュアル」をテーマに、服飾研究家の中野香織さんが全職員一人一人に着こなし方や小物の手入れの仕方などをアドバイスしてきました。
服飾研究家・中野香織さん:
「最初に伺った時の印象は今だから申し上げることができるが、ちょっとこれで仕事をしていて大丈夫かと不安を感じることもあった。自分の持ち物に心を込めて愛を込めて大切にしていくということを学ばれ、仕事の場面でもいい影響が出ているのではないか」
高知信金・山崎久留美 理事長:
「(ビジネスとカジュアルを) 両立したいいファッションができた。1月から皆さんにお披露目できるのを楽しみにしていますし、見てほしい」
高知信金では全ての役職員を対象に2026年1月5日からこのスタイルの運用を始めます。










