12月1日、高知県庁でスポーツの普及に取り組む「高知県スポーツ応援大使」の委嘱式が行われました。

浜田知事から委嘱状を受け取ったのは、パリオリンピックレスリングの金メダリスト、桜井つぐみ選手と清岡幸大郎選手。パリパラリンピック車いす円盤投げの銀メダリスト、鬼谷慶子選手。清岡選手の妹で、2024年、レスリングの世界選手権で優勝した清岡もえ選手の4人です。

県はスポーツで輝かしい成績を残した選手らに県内のスポーツの普及・周知に貢献してもらおうと「スポーツ応援大使」制度を設けています。これまでスポーツ応援大使にはマラソンで活躍した宿毛市出身のお笑い芸人・間寛平さんや元関脇の豊ノ島さんらが任命されていて、今回の4人を加え10人になります。

11月30日に高知市で行われた「インクルーシブスポーツフェスタ」も大使の活動の一環で、清岡選手や鬼谷選手が多くの市民とスポーツを通して交流しました。

浜田知事：
「世界の舞台で活躍をされた皆さんがまさしく目の前で子どもたちや若者たちの前で色々な話を語っていただいたり、実演をしていただくのが1番の力になると思う」

4人に向けて「100人力を得た思いだ」と感謝を述べた浜田知事は、高知の自然や食のPRにも期待を寄せていました。

パリオリンピック金メダル・清岡幸大郎 選手：
「それぞれの場所で高知県の魅力だったり、色々なことをどんどん発信してもっともっと高知が盛り上がっていけるように頑張っていきたい」

4人：
「高知をスポーツで盛り上げよう」