【四万十町】炎神社・秋の大祭で四半世紀ぶり「浦安の舞」復活 子どもたちがつなぐ人と人との『和』
2025年11月18日(火) PM7時34分
保存会・平野孝幸さん:
「ありがとう、という気持ちしか今はありません」
男性が「感謝しかない」というその相手は…
保存会・平野孝幸さん:
「子どもたちに声かけたら、進んで舞いたいいう子どもがいっぱいおって」
高知県四万十町昭和地区の人口は300人あまり、ここ20年で4割も減りました。地域にある炎神社では、かつては祭りのたびに巫女姿の子どもたちがこの伝統的な神楽「浦安の舞」を舞ったといいますが、少子化でいつしか廃れ。11月18日は秋の大祭で、約四半世紀ぶりの復活です。
女の子:
「1、2、3、4とか数えるところ、回るのが難しかった」
女の子:
「大勢の人の前で緊張してしまったけど、頑張ってできたと思います」
風が強く肌寒い境内で子どもたち、懸命の舞です。大役を果たした子どもたちにこれからも続けたいですかとマイクを向けると。
小学3年生の女の子:
「あんまり。寒いし。ちょっと疲れるからあんまりやってみたいと思わない」
小学3年生の女の子:
「やってみたいと思います」
小学6年生の女の子:
「こういう踊りがあるんだよとか教えて広めていったらいいと思います」
子どもたちの舞に目を細める地域の人たち。その胸にほんのりとあたたかいものが宿った一日でした。










