ロケット発射台は“海の上” スペースポートのイメージ模型が完成、蔦屋書店で12月8日まで展示【高知】
2025年11月13日(木) PM7時18分 <PM7時52分 更新>
高知に宇宙の玄関口をつくる「スペースポート」プロジェクト。ロケットの打ち上げ場所をイメージした模型が完成し、高知市で公開されています。
中川哲 記者:
「こちらが未来のスペースポートをイメージしたジオラマです。高知新港のエリアをコンセプトにしていて、海の上にはロケットの発射台が浮かんでいます」
高知市の蔦屋書店で公開されているこのジオラマは、宇宙産業の振興を通じて高知の活性化を目指している「スペースポート高知」が約半年間をかけて製作しました。高知新港のエリアをイメージしていて、陸上には研究棟の他、ロケットを追尾するアンテナや打ち上げを見学できる展望台なども細かく作り込まれています。
海上にロケットの発射台を浮かべた理由は?
スペースポート高知・古谷文平 代表理事:
「洋上にもってきたら近くに住民がいないので、日本が掲げている頻度高くロケットを打ち上げるという国の目標も実現できるという意味で洋上の打ち上げを前提としている」
スペースポート高知は2029年の開港と小型ロケット発射を目指し、高知県に政策提言を行っています。
スペースポート高知・古谷文平 代表理事:
「高知県にいるとなかなか変化をもしかしたら感じることができないかもしれないが、今回こういう模型を見て自分たちの地元にワクワクした違った未来が来るんじゃないかというところを子供たちからご年配の方々まで感じていただきたい」
スペースポートの模型は12月8日まで高知市の蔦屋書店で展示されています。










