【高知】技術展『ものメッセ』開幕、25kgを軽々運べる“クレーン”や“えさロボ”も
2025年11月13日(木) PM7時12分
11月13日、高知市でものづくりをしている企業・団体による技術展「ものメッセ」が始まりました。高知市の「ぢばさんセンター」には約90の企業や団体が出展し、優れた技術や製品を紹介しています。
竹久祐樹 記者:
「手元にある赤い鉄板。実は重さが25キロあります。ここのボックスを真空状態にすることで、簡単に持ち上げることができます」
高知市の企業が開発した電気で動くクレーン。力を入れなくても持ち上げることができます。充電タイプもありタイやベトナムなど海外にも販売しています。
上田電機・上田義隆 社長:
「とあるお客さまから、女性が多く働いている会社で、工場の中で20キロ、30キロの物を一日に何百回も動かす、それがなかなか大変だから、どんどん退職が進むと。簡単に物を運べないかと開発した」
ものづくりのアイデアはまだまだほかにも。
竹久祐樹 記者:
「こちらにある餌ロボ。インターネットを使って、離れた場所から魚にえさをあげることができます。手元にあるタブレットのスタートボタンを押すと、えさが出てきました」
このロボットには超音波機能もあり、水中の魚の様子を探りながら餌のやりすぎを防ぐことができます。将来の担い手確保につなげようと小中学生や高校生たちも招待されました。
参加した学生:
「いろいろな会社がいろいろなことに取り組んでいることをひしひしと感じた。自分がつくりたい物の面白さを一番に考えながらやりたいなと感じた。それが今回の一番の収穫かなと思います」
また、ぢばさんセンターそばの中小企業会館では子どもたちが身近にある素材を使って発明した作品の展示会も開かれていて、訪れた人が興味深そうに見入っていました。いずれのイベントも15日まで開かれています。










