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News- 高知のニュース

県『ダンス』による地域活性化 来年度から中山間地域に指導者配置へ 金メダリスト“格差”指摘【高知】

高知県は2026年度、若者からの関心が高いダンスを通じて地域の活性化を探る取り組みをスタートさせる考えを明らかにしました。

県の担当者:
「地域おこし協力隊の制度を活用し、幅広い年代に愛好者の多いダンスの指導ができる人材を地域のスポーツクラブなどに配置し、地域クラブと連携しながら運動習慣の定着や部活動支援の取り組みを広域で行っていきたい」

これは6日、高知市で開かれた県スポーツ振興県民会議で県が説明した方針です。県は若者を中心にダンスの競技人口が増えていることを受け、ダンスに長く関わってきた人を「地域おこし協力隊」として中山間地域に配置。ダンス教室やコミュニティづくりにも加わってもらい、地域で活動してもらうことを計画しています。市町村の垣根を越えた広域での活動を想定していて、「よさこい祭り」との連携も期待されます。

6日の会議にはパリ五輪レスリングで金メダルに輝いた桜井つぐみさんと、パリ・パラリンピックの車いすラグビー日本代表で金メダルを獲得した池透暢さんも委員として出席。オンラインで参加した桜井さんは、地方ならではの課題として「地域格差」を指摘しました。

桜井つぐみさん:
「都会だといろいろな大学に練習に行けたりするが地方になってしまうと難しい。高知県の中でも地域格差がある」

桜井さんは競技指導者の負担も大きくなっているとして、1人に偏らない工夫も必要と話していました。

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