『ほいたらね~』航空会社の垣根越え一緒に見送り 高知龍馬空港で初の“おもてなし”
2025年10月2日(木) PM7時06分
空港を利用して高知を旅立つ人たちの思い出にと、今回が初めてというある「おもてなし」が行われました。
高知龍馬空港の駐機場。離陸を控えた日本航空機に向かって手を振っているのは日本航空の職員だけではありません。フジドリームエアラインズ全日空の人たちも一緒に並んで見送ります。航空会社の垣根を越えた乗客の見送りはこれが初めてだと言います。グランドスタッフや整備士ら手作りのうちわやボードも。
整備士:
「僕たちは直接お客さまと関わることはないんですけど、最高のおもてなしができる一つになればいいかなと思って(ボードなどを)作成しました」
この取り組みは高知県おもてなし県民会議と県が共同で開催している「高知家おもてなしキャンペーン」の一環です。航空各社相乗り40人近い人数での盛大な見送りに乗客も思わず足を止めて手を振り返します。
日本航空グランドスタッフ:
「手振りをすると返してくださる方が本当に多くてすごく私たちもうれしくなって自然とこちらも笑顔になりました」
高知県おもてなし県民会議・植田通子 会長:
「みんなの心がなんとなくうれしいなっていう気持ちになってもらえたらうれしいなと思ってます。手を振り返してくれた方がたくさんいたので(気持ちが)伝わったかなという気がします」
お見送りの合言葉は朝ドラでおなじみのこれです。
「ほいたらね~」
航空会社の垣根を越えたおもてなしが観光客の皆さんに届きますように。