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News- 高知のニュース

天才少女・須藤弥勒さん『ナンバーワン!私が一番よ』 伝説のプロゴルファー目指し、明徳義塾中へ【高知】

群馬県の公立中学校に通う中学2年生の須藤弥勒さんが来週、より一層の飛躍を求めてスポーツの名門・明徳義塾中学校に転校することがわかりました。

須藤弥勒さん:「明徳義塾中学校に編入する須藤弥勒です!」

数々の有名ゴルファーを輩出した明徳義塾にこの秋、「天才」が転校してきます。須藤弥勒さんは2017年、アメリカで行われた「世界ジュニア選手権」で6歳以下の女子の部に出場。あの、タイガーウッズが8歳で制した50年の歴史をもつ由緒ある大会で当時史上最年少の5歳で世界一に輝きました。

弥勒さん:「ナンバーワン!私が一番よ!」

自宅がある群馬県で、父親の憲一さんの指導のもとメキメキ実力をつけていきます。弥勒ちゃんが5歳の時、朝起きて真っ先に向かったのは無数にゴルフボールが散らばる部屋。

Q:弥勒ちゃんここは
弥勒さん:「弥勒のパター室」

なんと、弥勒ちゃん専用のパター室です。

弥勒さん:「(小声で何言ってるか聞き取れない)」
Q:今打つ時になんて言ってたの
弥勒さん:「打つ時に最初からのルーティーンがあるんでちゅよ」

ゴルフを始めたのは2歳。初めてゴルフクラブを握るとメキメキ頭角を現し、4歳の時には「世界一になる」という目標を立てるまでになりました。そんな弥勒ちゃんの夢をかなえるため、父・憲一さんは一からゴルフを勉強し親子二人三脚でトレーニングを積んできました。

弥勒さんの父:
「はい、雨が来たよ見て!方向見て!ナイスショット」

雨の日でもいつもと同じように打てるようにと憲一さんが考案したホースシャワートレーニング。

弥勒さんの父:
「18番ホール、USオープン、須藤弥勒ちゃんここで決めることができるか。オーケー!ナイス!」

将来に向けてのイメージトレーニングもバッチリです。その結果、これまでにジュニアメジャー4冠を達成するなど輝かしい成績を残しています。

そんな彼女がなぜ今回、明徳への転校を決意したのでしょうか。9月8日、群馬県の自宅で話を聞きました。

弥勒さん:
「なんと言っても三木監督の熱いオファーだったり、高知県民の皆さんが温かく迎え入れてくれるのがすごい心地いい、というかそういうので選びました。高知県民、すごいメンタルが強いので高知魂じゃないですけど精神的な面も鍛えていきたい」

さらに、

弥勒さん:
「岩崎弥太郎さんや板垣退助さんや坂本龍馬さんなど、日本を大きく動かしていく大切な人物がいろいろと出ているので私もその中のゴルフ界の偉人になれたらいいなと思いました」

Q:とはいえ親元を離れ暮らすのは初めてですよね。

弥勒さん:
「父や母はすごく寂しがってるんですけど、私はキャンプに行くようなイメージなのでそこまで寂しくなくてすみませんって感じです」

弥勒さん、決してこれまでゴルフだけの毎日を送ってきたわけではないんです。「基本的な教養を身に付け強い女性になってもらいたい」という母の思いもあり、ゴルフ以外の習い事を週5日こなしていました。

小さいころから元ピアニストの母親がそろばんや習字なども学ばせ、ピアノはかつて北関東ピアノコンクールで銀賞を受賞するほどの腕前。そんな何でもできる弥勒ちゃんが当時(5歳)語った将来の夢は。

Q:弥勒ちゃん、今の夢って何
弥勒さん:「伝説のプロ」
Q:普通のプロじゃないの
弥勒さん:「うん、普通じゃダメなの!」

この夢を明徳でぜひかなえたいと決意を語りました。

弥勒さん:
「明徳からはゴルファーの松山英樹さん、横峯さくらさんって出てますけど松山英樹、横峯さくら、須藤弥勒ってなるように頑張りたいですね。私の夢はやっぱり伝説のプロゴルファーです」

弥勒さん:
「ナンバーワン!私が一番よ!」

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