【高知】“日本一早い”新酒の仕込み、今年の米は「上等の感じ」香美市・松尾酒造でスタート
2025年8月21日(木) PM1時11分 <PM1時40分 更新>
香美市の酒蔵で県産の早場米を使った“日本一早い”と言われる新酒の仕込みが8月21日朝から始まりました。
新酒の仕込みが始まったのは香美市土佐山田町にある松尾酒造です。
通常、10月ごろに行われる仕込みですが、7月下旬から8月上旬にかけて収穫された県産の早場米「フクヒカリ」を使用していて、“日本一早い”酒造りと言われています。
約90キロの新米を蒸しあげ、室戸海洋深層水、こうじ、酵母を加え発酵させていきます。
今年は暑さの影響で米の品質に心配があったそうですが。松尾禎之社長は「蒸した米をつぶして、どれくらい軟らかいとか弾力とかみたら上等の感じでした。これは良く溶けておいしいお酒になると期待が高まりました」と話しています。
この新酒は9月10日ごろから県内の酒販店などで販売される予定です。