政府《備蓄米》の味は「少し硬いが甘みがある」高知で1980円(税別)の「古古米」に長蛇の列
2025年6月12日(木) PM8時25分
きょう12日、午前7時30分過ぎ。高知市朝倉東町のフジグラン高知では、午前9時の開店を前に大行列ができていました。
そのお目当ては、5kg入り1980円(税別)の備蓄米です。
先頭に並んでいた男性は。
列の先頭の男性:
「2、3日前にサンシャイン(での備蓄米の販売)があったでしょ。先頭の人が何時っていうのを聞いたの。それで午前3時っていうからね、それまでには来なかったらいかんかなと思って、2時半に来た。誰もおらん、真っ暗やったしね」
用意された備蓄米500袋に対し、行列は500人ほど。午前8時45分から整理券が配布されました。
午前9時の開店と同時に、次々と備蓄米が手渡されていきます。整理券は開店と同時に配布終了となりましたが、列の最後尾ではまだまだ並んでいる人が。
店のスタッフ:
「数としては全然超えてしまっていまして、それでもかまわないという方でも65名が並んでいる」
整理券がなくなってもあきらめきれない買い物客たち。開店から15分後に到着した女性は…
女性:
「最後尾のスタッフに、ここで数えて500人なんで無理かなって言われました。ちょっと時間が間に合わなくって(Q.これからは?)また帰ります」
きょう販売されたのは、イオングループで随意契約により調達された政府備蓄米 約2万トンの一部です。開店即完売となった備蓄米ですが、みなさんが気にしていたのは…
朝6時から並んだ客:
「(Q.備蓄米を心待ちに?)そうですね、安い方がいいですきね。どんなもんか味も見てみたいので」
値段もさることながら、気になるのは備蓄米の味。今回販売された備蓄米2022年産の「古古米」は一体どんな味なのか、特別に備蓄米を試食させていただきました。
山上真弘記者:
「少し水分は少ないですが十分おいしいお米です」
山上記者の感想としては、少し食感は硬い印象ですが甘みもあっておいしい米だったということです。
今回の反響に担当者は。
フジ愛媛・高知店舗運営本部 濱田正義 副本部長:
「まだ店舗限定になるんですが、少しでも県内のお客様に届けたいという思いで準備しました。(今後については)きょうを皮切りに順次販売できるように現在準備中です」