“不登校”“ひきこもり”気軽に相談を 高知の支援団体がタッグ【高知】
2025年5月22日(木) PM7時21分
ひきこもりや不登校などで苦しんでいる子ども達と家族を支えるために分野を超えて協力。教育や福祉などの団体が新たな相談窓口を立ち上げます。
多機関連携協議会「とさブリッジ」は教育、福祉、医療などに関わる高知県内のNPO法人などが中心となり県と立ち上げた支援団体です。22日、初めての会合を開きました。
県内の不登校の小中学生は2023年度に1604人と過去最多になっています。そのままひきこもりなどにつながって、本人や家族が孤立化する問題も発生しています。
そのため「とさブリッジ」はこれまで各団体が個別に対応してきた相談窓口を一つにすることで、より効果的な支援につなげます。
相談は「とさブリッジ」の公式ホームページですでに受け付けていて6月2日から順次回答していくことにしています。
多機関連携協議会連携コーディネーター・上田 真弓さん:
「分からないことは相談フォームでまず聞いてみようかって、気軽にその一歩を踏み出せるいい窓口なんじゃないかなと思っています」
「とさブリッジ」は今後、定期的に集まって相談内容を共有。相談会の開催や支援者のスキル向上のため研修会を実施していく予定です。