《大規模災害を想定》国からの支援物資を陸・海・空3ルートで市町村へ 受け入れ訓練
2025年5月19日(月) PM7時49分
南海トラフ地震などの大規模災害を想定し、国からの支援物資の受け入れ訓練が高知市で行われました。
高知市の春野総合運動公園は総合防災拠点のうちのひとつで、国からの支援物資を受け入れる役目があります。
南海トラフ地震などの大規模災害が発生したという想定で行われた訓練には県と高幡地区の職員など50人以上が参加しました。国からの支援物資は陸・海・空からの3つのルートで受け入れることになっています。
県の消防防災ヘリコプターが運んできた支援物資を地上の県職員が素早く受け取っていました。さらに支援物資をそれぞれの市町村へ振り分ける訓練も。
職員:「四万十町まで2つ、中土佐町まで2つお願いします」
県によりますと去年8月と今年1月に南海トラフ地震臨時情報が発表された際、総合防災拠点を開設する準備が行われたということです。
県危機管理部・松井伸一地域防災企画監
「県民のみなさんに対しての救援物資をいかに円滑に確実に迅速に出すかというのが使命だと思っていますので、そのあたり再度きょうの訓練の反省を生かしながら今後につなげていきたい」
県の総合防災訓練は6月1日には高知市の高須浄化センターのグラウンドをメイン会場に行われます。