「レスリング界を発展させたい」パリ五輪金メダリスト清岡選手、カクシングループへ移籍【高知】
2025年4月18日(金) PM7時49分
オリンピック金メダリストの清岡幸大郎選手が所属先を変更。連覇に向けて新たなスタートを切りました。
18日に高知県庁を訪れたのは、高知出身のパリオリンピックレスリング金メダリスト・清岡幸大郎選手です。
パリオリンピック金メダリスト 清岡幸大郎選手:
「前所属から所属を変えて、都内にあるカクシングループというところに所属して、ロサンゼルス五輪を向けて活動再開することになりました」
浜田知事へ所属先の移籍を伝えるため、18日に高知に帰ってきました。清岡選手は、これまで兵庫県の三恵海運に所属していましたが、3月21日から東京の「カクシングループ」に移籍しました。
2024年に創業60年を迎えた「カクシングループ」は主に不動産業を営んでいて、スポーツ選手を迎え入れるのは初めて。「レスリング界を発展させるためイベントを多く行いたい」という清岡選手と、会社をさらにPRしたいというカクシングループの思いがかみ合い、移籍が決まりました。
柳慎太郎代表取締役社長に清岡選手から入社の意思を聞いた時の心境を伺いました。
カクシングループ 柳慎太郎 代表取締役社長:
「うちに入社してくれるって聞いたときは本当にびっくりしましてね、大変光栄だなと思いました」
Q.緊張とかワクワク感とかありますか
「ありますね。われわれも初めてなんで、どういうふうにやるのがいいか試行錯誤です。いい意味の緊張感といいますかね。日本の宝を預かるわけですから」
清岡選手も新たな所属先での活動に期待を寄せます。
パリオリンピック金メダリスト 清岡幸大郎選手:
「タイミングを見ながらいろんなイベントができればいいな。またそこに対して協力していただけるということで、ありがたいなと思っています」
清岡選手は6月19日から東京で行われる全国大会に出場し、優勝と世界選手権の出場権をかけて戦います。