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News- 高知のニュース

《高さ5メートル超える漆黒の闇》龍河洞「水の洞窟」期間限定コース【高知・香美市】

ゴールデンウィークは観光客でにぎわう香美市の龍河洞で期間限定のコースの公開が始まっています。神秘的な「水の洞窟」を川村アナウンサーが探検しました。

川村和久アナウンサー:
「きょうは全身フル装備となりました。いつもなじみのある東本洞ではなくきょうはこちら、西本洞と中央洞に入って行きます。では行ってきます!」

香美市土佐山田町にある高知を代表する観光スポット龍河洞。

今回、私が入った洞窟は水の洞窟とも呼ばれていて、毎年4月29日から9月末までの期間限定で公開されています。洞窟の長さはおよそ300メートルで一通り回ると30分から40分ほどかかります。

中に入り最初に目に入ったのは…

川村和久アナウンサー:
「やはり水の洞窟ということもあって足元くるぶしぐらいの高さまずっと水が流れている状態です。すごく冷たいんですね。これから暑くなる時期、涼を感じることができるのではないでしょうか」

この水は雨水が山から流れているもの。龍河洞の神秘的な空間が出来上がる上でこの水が重要な役割を果たしています。

龍河洞みらい・塩坂望さん24歳
「水の流れが岩を削って、または溶かして今進んでいこうとしている洞窟を作っています」

1億7500万年かけて水が削ることで作られた険しい道をさらに進んでいきます。
するとこんなものも。

龍河洞みらい・塩坂望さん:
「これが鍾乳管、別名英語でストローとも言いますけど、よくイメージされる鍾乳石のつらら状のものです。あれの赤ちゃんみたいな状態です。これだけでも100年200年かかっています」
川村和久アナウンサー:「これで100年かかっているんですか」
龍河洞みらい・塩坂望さん:「基本的に1センチ伸びるのに100年と言われているので」

さら中央洞の終点を目指し進んでいると…

川村和久アナウンサー:「上でコウモリが寝ています」
日中は外敵から身を守るため洞窟の中で睡眠を取り、夜になると外へ狩りに出かけます。

そして終点に到着。
川村和久アナウンサー:「うわー凄い!声が響く」
天井の高さは5メートル以上あり「水の洞窟」の中で最も広い空間です。

最後に塩坂さんから洞窟でのこんな楽しみ方も教えてもらいました。

龍河洞みらい・塩坂望さん:
「今ライトをつけてもらっているんですけど、ライトを消すと本当の真っ暗闇の世界も感じられるので、そういうのも楽しんでもらったらと思います」

ライトを消すと…そこは漆黒の闇。

『西本洞/水の洞窟』は9月30日まで一般公開され、小学5年生以上が入場することが可能。前日までの電話予約が必要です。

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