キリンビールの寄付金で大島桜公園のサクラ保全【高知・宿毛市】
2025年4月2日(水) PM8時07分
サクラの名所宿毛市の大島桜公園。この場所でキリンビールの寄付金がサクラの保全活動に使用されています。
宿毛市の大島桜公園で見頃を迎えているサクラ。宿毛市では大島を「桜の里」にしようと1990年公園に9000本のサクラを植樹しました。
植えられてから30年以上が経過したサクラはカビによる病気の一種「てんぐ巣病」で枯れてしまう木が増えたことから、去年サクラの保全活動が始まりました。
この活動はキリンビールが全国的に展開するプロジェクト「晴れ風ACTION」に宿毛市が参加する形で、ビールの売り上げの一部がサクラの保全のために寄付されます。
寄付金は病気にかかって倒木の危険性が高い公園の桜を伐採し、新たに病気に強い品種を植樹することに使用されます。
宿毛市商工観光課・吉村敬済さん:
「今後もこういった保全活動を通して、宿毛市の桜の名所の一つとして、より多くのみなさまに足を運んでいただける場所にしたいと思っております」
大島桜公園のサクラは今がまさに見ごろで今週いっぱい楽しめそうです。