「マイナ免許証」24日から・更新時の講習がオンラインで可能、住所変更も自動化のメリット
2025年3月14日(金) PM8時10分 <PM8時14分 更新>
マイナンバーカードと運転免許証が一体化した「マイナ免許証」の運用が3月24日からスタートします。県内でも運転免許センターや、警察署などで変更の受け付けが始まります。
マイナ免許証はマイナンバーカードのICチップに免許情報を記録することで、運転免許証としても利用できるようになるものです。
マイナ免許証を希望しない人は従来の免許証でこれまで通り使用できます。
いの町の運転免許センターで3月13日、報道陣向けに説明会が行われました。
マイナ免許証にすると、「優良」「一般」のドライバーの免許更新の際、事前に自宅でオンライン講習を受けることで、免許センターでの講習を受ける必要がなくなります。
住所変更の際は、市町村に転居届を出せば自動的に免許証の情報も更新され、免許センターなどでの変更手続きが不要になります。
運転免許センター・森田智次長:
「マイナ免許証だとオンライン講習がかなりメリットになる。小さなお子さんがいる方で講習を受けに来たけど子どもを連れて入りにくいという方は、オンライン講習を受けてから免許証の更新に来ることによって、そういった不安を解消することもできると思います」
メリットの一方で、マイナ免許証では免許情報が見ただけでは分からないという注意点もあります。
マイナ免許証の運用は3月24日からで、県内では運転免許センター、16の警察署などで手続きができます