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News- 高知のニュース

のんべえ集う“土佐の宴会”が缶詰に!植野広生さん考案、熱かん注げば《アユの骨酒》も

食の雑誌「dancyu」元編集長・植野広生さんが土佐の宴会をいつでもどこでも楽しめる缶詰を考案しました。

3月7日、さんさんテレビを訪れた植野さんに缶詰のおいしい食べ方や高知の食の魅力を聞きました。

植野さんは田舎寿司やおきゃく文化に“ドはまり”し、これまでに雑誌の特集やテレビ番組などで魅力を伝えてきました。

Q.高知のどんなところにひかれた?

植野さん:
「西から東まで全部言っていくと3時間くらいかかるんですけど、食材も海・山・川のいろんなおいしいものがありますし、あとそこに人がいる、歴史がある、風土がある。いろんなものが混ざりあって、おいしい、楽しい、面白いという、人を引き付ける引力みたいなものの塊が高知にはある気がするんです。」

植野さんは“高知好き”が高じて「土佐のおきゃく大使」に任命されています。

Q.朝からのんべえたちが集う、高知の文化について

植野さん:
「子どもの頃は親戚のおじちゃん・おばちゃんが集まって、正月とかお盆になるとみんなで酒を酌み交わして…というのを見てきたんですけど、それが今、全国的にもなくなっている。日常に当たり前にあるのは高知ぐらいじゃないかなと思っていますし、世界中の人たちがこの食文化を見たら『楽しい!楽しそう!』と思うと思うんです」

“おきゃく大使”の植野さん。高知の文化を世界に発信すべく、ある缶詰を考案しました。

植野さん:
「『“おきゃくかん”というのができないでしょうかね?』という話を3年ぐらい前からしていまして、そしてついにできました。缶詰だけに“カン”成しました!」

いつでもどこでも土佐の宴会が体験できる“おきゃくかん”は、植野さんと黒潮町缶詰製作所が共同で作りました。

【魚の肴】【肉の肴と甘味】【骨酒と鯖寿司】の3種類あります。

焼きアユと焼きサバ寿司が入った【骨酒と鯖寿司】セットは、「熱めにした熱かんを注いで、冷めないようにパッケージについているふたをかぶせてちょっと蒸らす」(黒潮町缶詰製作所の友永さん)と、アユの骨酒が楽しめます。

川辺世里奈アナウンサー:
「アユがぐっときます。まずアユが香って焼いた香ばしさもありますし、日本酒が包み込む、ふわっと包むような感じがします」

“おきゃくかん”は3月8日と9日の土佐のおきゃくで
食べられます。

中央公園会場のブースで3種類・200個ずつ販売。無くなり次第終了です。

“おきゃくかん”は今後、黒潮町缶詰製作所の通販サイトや、東京・大阪のアンテナショップで販売予定です。

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