《春が来ました》老舗料亭で盆梅展「縁起のいい梅を楽しんで」樹齢100年以上の年代物も
2025年2月27日(木) PM7時24分
高知市の老舗料亭では恒例の盆梅展が開かれています。
1870年・明治3年創業の高知市の老舗料亭「得月楼」で開かれている「盆梅展」。梅の盆栽・「盆梅」は明治30年ごろから料亭の初代・松岡寅八が集め始めました。
「年が明けて最初に咲く」と言われる縁起のいい梅を楽しんでもらおうと、盆梅展は130年近く続いています。
2025年は2月に入っても寒さが厳しかったことから、例年よりも10日ほど遅く咲き始めました。中には樹齢100年以上のものも。
「ピンクがかわいいですね」
高知市から:
「今年ぐらい寒くて春を待ってた年は無いかなという思いです」
「春が来ました高知にも」
訪れた人は思い思いに写真を撮って、春の訪れを感じていました。
料亭得月楼店主・松岡憲史さん:
「それぞれに木の形が違いますし、花びらの枚数も実は5枚とか8枚がありましたり、花びらの色も赤だったりピンクだったり白だったり、鉢によって色々な表情を見せてますので、それをじっくり見ていただくのが梅の魅力かなというふうに思っています」
料亭「得月楼」の盆梅展は今度の日曜日(3月2日)まで食事をした人にのみ、公開されています。