相次ぐ新規採用教師の盗撮事件…高知県教育長「由々しき事態」不祥事対策を強化へ
2025年7月24日(木) PM7時14分
高知県の今城教育長は、小学校の新規採用教師による盗撮の不祥事が相次いでいることに関し「由々しき事態」と述べました。
今城純子 県教育長:
「新規採用職員によるこういった事案が、昨年度もあって今年度も起こっているということは由々しき事態であるというふうに考えております」
2024年7月に小学校で児童の下着を盗撮したとして、2025年7月22日、元小学校教師に有罪判決が下されました。
また、盗撮などの疑いで逮捕されていた宇佐小学校の教師がきのう(23日)付けで懲戒免職となりました。この元教師は今年度採用されたばかりで、動機について「ストレス解消のため盗撮行為を行った」と話しているということです。
今城純子 県教育長:
「いくらストレスがあったからといって、こういう行為を起こすということは、これはもう本当に理由にならない。ストレスが理由になってはいけない」
県教委は、児童を性暴力などから守るためのチェックリストを宇佐小と共同で作成し、これを参考に各学校で独自のチェックリストを作るよう県内の公立学校に求めています。
また8月26日には、不祥事を防ぐための研修を、小中学校の校長を対象にオンラインで開くことにしています。