『実弾詰めれば殺傷能力ある』“おもちゃの銃”283丁が行方不明 高知県警が回収呼びかけ
2025年7月25日(金) PM7時20分
高知県内で流通している中国製のおもちゃの銃が、本物の銃と同じ発射機能を備えていることが分かりました。実弾を詰めれば殺傷能力もあるといいます。
県警は所持している人に対し、最寄りの警察署に届けるよう呼びかけています。
警察が回収しているのは、中国製のおもちゃの銃「リアルギミックミニリボルバー」です。長さは約12センチで、プラスチックの弾8発がついています。
本物の拳銃と同じ発射機能を備えていて、火薬と金属製の弾を詰めると殺傷能力があることが分かりました。国内で約1万6000丁が流通しています。
県内では、2024年12月から2025年1月の間、西部と中西部の2カ所の量販店でクレーンゲームなどの景品として、合わせて360丁が扱われていました。
県警はこれまで、店の在庫72丁と、一般から申し出があった5丁の合わせて77丁を回収しています。残り283丁の行方が分かっていません。
「リアルギミックミニリボルバー」を持っている人は、12月31日までに最寄りの警察署に届けてください。
2026年1月以降所持・販売した場合は、銃刀法違反の罪に問われる可能性があります。